ベースメイクの基本手順と方法
お化粧の基礎となるベースメイクの基本手順と方法や、メイク時のちょっとしたコツについて。
ベースメイクの基本手順と方法はちょっとしたコツさえ掴んで慣れてしまえば、思っているより時間や手間も掛かりません。 ベースメイクの仕方に慣れないうちは邪魔臭くなって手抜きをしたくなるかもしれませんが、そうなってしまうと日中や夕方頃に化粧崩れを起こしやすく、特に夏など汗や皮脂の分泌が多くなる季節では、何度も化粧直しをするハメとなり、結局手間が掛かってしまいがちとなります。はじめのうちはゆとりを持って丁寧にベースメイクを行うことで、崩れないメイクになりやすくなります。 |
ベースメイクの基本
ベースメイクの基本になるのは、まず土台となる素肌を良い状態に整えることにあり、化粧を仕上げる際にベースメイクがしっかりしていると肌の質感が見た目にもキレイに仕上がり、その効果でアイメイクや口元などのポイントメイクも自然と活きてきて、ゴテゴテした感じを生じさせずにナチュラル・メイクっぽく美しく見えます。
プロのメイクアップアーティストがよく口を揃えて述べているのが、「ベースメイクがきちんと決まっていれば、その時点でメイクアップが完成したも同然!」という感覚です。常日頃から数多くの人のお化粧を手掛けている、いわば美のプロ達にとっては、これほどベースメイキングを重要視していますし、当然のことだと認識されているようです。
ベースメイクの手順【化粧水・美容液・乳液】
比較的若い人などメイク初心者の方は、ベースメイクの手順と方法が今ひとつ分からないと感じている事とあるかもしれません。ベースメイクの手順として、まず初めにしなければいけないのが素肌のコンディションを整えるスキンケアです。化粧水・美容液・乳液をしっかりと肌に馴染ませて保湿をさせて土台となる素肌のコンディションを整えておくことで、その後に塗り始める化粧下地やファンデーションのノリがひじょうによくなります。
化粧水・美容液・乳液を肌に浸透させる
化粧水・美容液・乳液が肌に浸透してから、肌の状態が整うには少し時間が掛かるので、いきなり次のプロセスに取り掛かるのではなく、時間がない場合であれば10分程度のほんの少しでも良いので時間を置いてから化粧下地を塗り始めるのがコツです。この点に気を掛けておくだけでもベースメイクの崩れが起きにくくなります。
ベースメイクの手順【化粧下地】
化粧水・美容液・乳液などを使用して素肌のコンディションを整えたら、時間が経過してからのメイク崩れを出来るだけ防ぐために化粧下地を塗ります。ベースメイクをする際に化粧下地を塗らなかったり、割といい加減に仕上げる人も居られますが、化粧下地の色選びがうまく、やり方も丁寧に仕上げているかの違いで、お化粧の出来映えと化粧崩れの起こりやすさでかなり差が出てきます。
化粧下地を塗るポイント
化粧下地を塗る際には適量を守って薄く均一に伸ばすという事が重要になるポイントで、顔全体に伸ばした後にベタ付き感がなく、触れてみてピタッと指の腹に吸い付く感じぐらいであれば適量といえます。化粧下地を塗り過ぎるとファンデーションのムラが生じやすくなり、結果的に化粧崩れを起こしやすくなります。
ベースメイクの手順【ファンデーション】
ファンデーションを塗る際にポイントとなるのが、皮脂分泌が多い部分(TゾーンやUゾーン)は化粧崩れが生じやすいので、薄く塗るのが良いです。また、目や口の周辺というのは、動きが多くなりがちな箇所なので、やはり化粧崩れを起こしやすいです。こういった部分も厚塗りせずに薄くしておくのがコツです。
ファンデーションの厚塗りには注意
毛穴、ニキビ、たるみ、シミ、シワなど、ほとんどの人は何らかの肌の悩みを抱えている場合も多く、気になる箇所を何とかファンデーションで隠そうとしたくなるものです。しかしながら時間が経って化粧崩れが起きだすと、ファンデーションが肌の凹凸に入り込んで、隠していたトラブル部分が余計に目立ってしまうことになるので厚塗りには注意しましょう。
ベースメイクの仕上げ方法【フェイスパウダー】
ベースメイクの総仕上げとなるのがフェイスパウダー(お粉・おしろい)です。フェイスパウダーを使用する事で、メイク崩れを防止して化粧持ちを高めることに効果的となります。フェイスパウダーを選ぶ際には、できるだけ粒子の細かいタイプのものがオススメです。