血液サラサラ!【食べ物・食材】

血液をサラサラにする食べ物・食材の紹介と、それらの効果や効能について。

血液をサラサラにする食べ物・食材としては【玉ねぎ】がよく知られていますが、その他にも普段の食事に取り入れれば血液サラサラ効果が期待できる食品がイロイロとあります。

血液をドロドロにする原因としては、食生活以外にも運動習慣やストレスなど実にさまざまな要因が考えられているので、血液をサラサラにする食べ物や料理を食べたからといって、それだけで万全とは言えませんが、意識してそういった食品を食べることを習慣化すれば、やはり好影響をもたらしてくれると思われます。

血液サラサラ効果が期待できる食品・食材

血液サラサラ効果血液サラサラ効果が期待できる食品・食材として認知度の高い【玉ねぎ】以外にも、玉ねぎと同じユリ科の【ニンニク】【長ネギ】【らっきょう】などもドロドロ血液の改善に効果的ですし、【納豆】に含まれる「ナットウキナーゼ」という酵素は、血栓溶解効果がとても高いといわれています。

また、サバ・アジ・イワシ・サンマなどに代表される【青魚】には「EPA(エイコサペンタエン酸)」が豊富に含まれており、EPAに血小板の凝固を防ぐ作用があるので、血液をサラサラにする効果が高いといわれています。

お酢の血液サラサラ効果

お酢には赤血球の膜を柔らかくしなやかにする作用がある他に、お酢に含まれている【クエン酸】が血小板の凝集を抑えることから、血液の流れをスムーズにする効能があるといわれています。ちなみに一般的な食酢に比べて【黒酢】や【もろみ酢】には、クエン酸が豊富に含まれているそうです。お酢の種類は豊富にあり、いずれも健康や美容にとってひじょうに効果的な働きをしますし、さほどレシピに工夫をしなくてもさまざまな摂り方が可能ですので、毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

血液サラサラ食品【玉ねぎ】

【玉ねぎ】は血液サラサラ効果が高い食品であるということは、テレビや雑誌の健康特集などでもよく取り上げられているのでご存知の人も多いと思います。玉ねぎには独特の刺激臭と辛味がありますが、それらの特徴を発している【硫化アリル(アリシン)】という成分に血液をサラサラにする効果があります。硫化アリル(アリシン)には血液が固まるのを抑えるといった働きや、血中の悪玉コレステロールを減らす働きもあり、血液が詰まって血栓が生じるのを予防する効能があるとされています。

玉ねぎの効果的な調理法

血液をサラサラにしてくれる【玉ねぎ】の効果を最大限に活かすには本来なら「生食」が一番なのですが、料理を作る際にポイントというものがあります。血液サラサラ効果の元となる【硫化アリル(アリシン)】は本来、加熱調理などで効力が失われてしまうのですが、細胞が壊れて時間が経過すると酵素の働きで活性化され熱に強い成分に変質するので、加熱調理をする際には、玉ねぎを切ってから暫く放置してから調理しだすようにすると良いそうです。また、硫化アリルは水溶性のため、サラダなどとして生で食べる場合、水に長時間さらしていると水に溶け出してしまうので、なるべく水にさらさずに食べるか、水にさらす場合でも数分以内にしておきしましょう。

血液ドロドロ状態が生活習慣病を誘発

血液ドロドロ状態血液がドロドロ状態になって血管内での流れが悪化すると【血栓】ができやすくなりますし、さまざまな生活習慣病を誘発する【動脈硬化】などを発症・進行させてしまいます。

血液ドロドロ状態をサラサラ状態に改善し血液の流れを円滑にする手段の一つとして、先に述べてきたような血液サラサラ効果が期待できる食べ物や食材を積極的に摂ることも大切ですが、何より水分の補給を十分行うといったことや、暴飲暴食をしないといったことが基本となります。

ニュース・トピックス

【カフェインの効能】
北海道大などの研究チームが発表したところによると、マウスの海馬の切片にカフェインを加えたところ、細胞内のカルシウムの濃度が高まり、30〜60分間、神経回路の信号伝達が良くなったとのこと。

その他にも、筑波大学が行った実験では、コーヒー3杯を飲んでから運動(自転車マシン)を行ったところ、同じ量の水を飲んだときと比較して、脂肪燃焼量が2倍程度に高まったという結果を発表していたり、アメリカの研究者グループが行った研究結果では、毎日コーヒーを4杯以上飲んだ場合、まれに飲むか全く飲まない場合より結腸がんの危険性が減少するといったデータもあるようです。

Yahoo!ニュースより参照抜粋