プリン体が多い食品と含有量

プリン体が多い食品とそれらの食べ物に含まれているプリン体含有量の解説。

プリン体が多い食品の代表としては、「あんきも・白子・レバー」などとよく言われていますが、含有量の高さに違いはあれども、その他の食べ物や食材にも多かれ少なかれプリン体は含まれています。

痛風の患者さんや尿酸値が高いという高尿酸血症の患者さんは、痛風発作の予防や尿酸値を下げる基本的な治療として食事療法が重要となってくるので、毎日の食生活においてもプリン体の含有量が多い食品を控えて対策を講じています。

プリン体を多く含む食べ物・食材

プリン体が多い食品プリン体を多く含む食品として先に取り上げた中でレバー以外は、あまり頻繁に食べる食材ではないですが、一般的な食べ物としてでは「いわし・かつお・あじ・エビ・かに・干し椎茸・煮干し」などに多く含まれています。その他にも含有量の多い食品はあるのですが、基本的に【細胞数の多い魚、肉類の内臓類】といった食材に特に多く含まれています。

冬の季節に多くなる鍋料理などでは、「あんきも・白子・エビ・蟹」などといった食品が料理の食材として使用される機会が増えると思いますので、尿酸値が高めの人などは注意する必要がありそうです。また、そういった鍋料理の後には残ったスープを利用して「雑炊やラーメン」を作って、汁まで完食する人も多いと思います。(確かにとっても美味しいので・・・)しかしながら、プリン体は水に溶ける成分なので、食材として使用した肉や魚からスープに溶け出していき、スープ自体にプリン体が多く含まれます。

ビールに含まれるプリン体

ビールにはプリン体が多いということが健康関連の情報雑誌やテレビ番組などで話題にされることも多々あります。ビールに含まれるプリン体の含有量というのは、銘柄や種類によって違いはありますが、100mlあたりで約5〜7mg前後ぐらい含まれており、これは原材料となる麦芽にプリン体が多く含まれている為です。最近はビールより発泡酒を飲まれる人も多くいますが、発泡酒は麦芽比率がビールと比較して少ないので、プリン体含有量もおよそ半分程度だそうです。最近「プリン体カット」や「プリン体ゼロ」といった商品が豊富に販売されているのも、健康志向の酒好きさんをターゲットにしているからだと思われます。

焼酎はプリン体含有量が非常に少ない

アルコール飲料の種類の中でも焼酎のプリン体含有量は非常に少なく、痛風を気にされている男性などがビールや日本酒を控えて焼酎を飲み始めているようです。また、焼酎は日本酒やワインに比べて血糖値が上がりにくいといわれており、なおかつ低カロリーであることから焼酎に切り替えている人も居られます。ただし、アルコールには体内で尿酸の合成を促進させたり、尿酸の排泄機能を低下させるといった作用があるので、プリン体が少ないといえども飲み過ぎには要注意です。

大豆加工食品に含まれるプリン体

大豆はそもそもプリン体の多い食品とされているので、大豆を原料として作られる大豆加工食品にもプリン体が多いのか?というと、種類によって違いがあるようです。

納豆・豆腐・豆乳のプリン体含有量

納豆に含まれるプリン体は、乾燥大豆ほどまでは多くないものの、やはり含有量は高めです。一方、豆腐や豆乳などの加工食品として利用される場合、大豆固形分としては多く含まれないので、結果としてプリン体の含有量も大豆と比較して極めて少なくなっています。

食品のプリン体含有量の目安表

食品100gあたりの総プリン体含有量(mg)

食品 含有量(mg) 食品 含有量(mg) 食品 含有量(mg) 食品 含有量(mg)
あん肝酒蒸し 399 煮干し 746 鶏肉レバー 312 カニみそ 152
イサキ白子 305 かつお節 493 豚肉レバー 284 タラコ 120
大正エビ 273 干し椎茸 379 牛肉レバー 219 サラミ 120
カツオ 211 真イワシ干物 305 牛肉心臓 184 ツナ缶詰 116
真イワシ 210 真アジ干物 245 鶏肉ササミ 153 ボンレスハム 74
クルマエビ 195 サンマ干物 208 鶏肉砂肝 142 つみれ 67
スルメイカ 186 乾燥大豆 172 鶏肉手羽 137 ベーコン 61
牡蠣 184 納豆 113 鶏肉モモ 122 焼きチクワ 47
ニュース・トピックス

【2型糖尿病の新薬インクレチン】
日本では国民病とも言われる糖尿病全体のおよそ9割以上を占めるとされる2型糖尿病ですが、その2型糖尿病の患者さんを対象とした「インクレチン関連薬」という新薬が2009年末に承認され、それ以降も2010年には新たな「インクレチン関連薬」が次々と登場して話題になっています。

この新薬の注目すべき点は、これまでの糖尿病治療薬とは異なる作用機序を有しており、低血糖を起こしにくい、体重増加が起こらないなどのメリットが挙げられることにあるようです。

Yahoo!ニュースより参照抜粋