四十肩・五十肩の治し方

四十肩・五十肩の治し方、原因や症状について。

四十肩・五十肩の治し方としては、症状が起こり始めてからの経過時期や、個人個人での症状そのものによって対処や治療法が異なるようです。

四十肩・五十肩の多くは半年から1年という期間を掛けて自然に治ってしまうものらしいですが、症状の改善や回復を早めるためや、万が一運動障害を引き起こさないためにも、整形外科など病院にて検査・診断して治療を受けることをお勧めします。

四十肩・五十肩の症状

四十肩・五十肩の治し方四十肩・五十肩と一般的に呼ばれており認知されているワケですが、正式には【肩関節周囲炎】という疾患の範囲に入り、四十肩・五十肩の症状というのはその病名の通り、肩関節の周囲に起こる炎症がもとで起こる諸症状を伴う病気です。四十肩・五十肩の具体的な症状としては、腕を上げ下げする時に肩の関節周辺で急激に痛みを生じたり、腕をねじったりする動作の際にも同じように肩関節に激痛が走るといった感覚に見舞われることが多いようです。

四十肩・五十肩の診断

何らかの動作をした時に肩の関節あたりが痛むからといって、必ずしも四十肩・五十肩の症状であるかというとそうでもないらしく、リウマチによるものや、肺などの病気を原因として何らかの動作をした際に、同じような症状を伴うケースもあるようなので、くれぐれも素人判断で片付けずに、必ず整形外科などの病院で医師の診断を受けるようにするのが最善策です。

四十肩・五十肩の治療法

四十肩・五十肩の治し方としては、症状が出始めてからの期間によって基本的な治療法も異なるそうで、症状が出始めた時期からしばらくは【急性期】と呼ばれ、肩関節での炎症もひどく、何をしても痛みが強い期間だそうです。この急性期で炎症が強い場合には、患部を冷やして安静にしておくといった対処法をとり、痛みがひどい場合には痛み止めとして消炎鎮痛剤を服用したり、貼り薬などといった治療法で対処することが一般的なようです。

運動療法が効果的

四十肩・五十肩の【急性期】を過ぎると肩関節での炎症もおさまり、激痛から鈍い鈍痛になる【慢性期】をむかえます。この時期では患部を温めることを基本に、肩関節を徐々に動かす体操などを取り入れた運動療法が、完治に向けて効果的ということで、整形外科などで指導され実践することとなります。この時期に無理しない程度に筋肉を動かしておかないと、肩関節の組織で癒着が起きて、痛みがなくなったとしても肩の動きが悪くなるケースが多いそうです。

四十肩・五十肩になる原因

四十肩・五十肩になる原因なぜ、ある程度の年齢に達すると四十肩・五十肩になるのかといった原因としては、老化による関節や周囲組織への影響、習慣的な肩関節への負担など幾つか要因が考えられていますが、医学的にハッキリとしたことは解明されていないそうです。

また、40代以降の人になりやすいといった特徴以外では、四十肩・五十肩になりやすい人といった要因はなく、男女差や運動習慣などの違いによって発症頻度が変わってくるといったことも関係ないそうです。

ニュース・トピックス

【ジェネリック医薬品の普及率】
新薬の特許期間が切れた後に販売ができる後発薬、いわゆる「ジェネリック医薬品」は医療費の抑制に繋がることから、厚生労働省もジェネリック医薬品の普及を促進しているのですが、使用率が高い欧米と比較すると日本ではまだまだ低いようです。

全国健康保険協会(協会けんぽ)が発表した2010年6月時点における数量ベースでのジェネリック医薬品の使用割合は、全国平均で22.3%となっており、都道府県別としては36%の沖縄県が最も使用率が高かったとのこと。

Yahoo!ニュースより参照抜粋